伊勢市御園町高向という在所に古くから伝わる「御頭神事」という行事が13日に行われました。最近までは11日の紀元節でしたが最近は近い土曜日ということになりました。
この「御頭神事」は「国の無形民俗化財」でその起源は古く「1181年~1182年」に悪疫を清めるために始まったとされています。立春を過ぎて初めて行われる行事の為会う人たちは「おめでとうさん」という挨拶から始まります。
朝から危ない天気でしたが午前中は高向大社の本殿の玉石の上で「七お越しの舞」を笛と鼓に乗って静かに獅子が舞を行います。
大社は春らしく梅と桜が満開でした。
それが済むと午後は在所の家々を回って厄を落としていきます。
夜は打祭りといって太鼓と松明の炎の中勇壮に獅子が暴れます。
夜は11時ごろまで騒ぐのですが今日は夜に入って本降りの雨になり私が写真を写しにいけませんでしたので夜の部分は前年のものを使用させてもらいました。
梅も満開でした
椿も
早咲きの桜でしょうか
舞を舞う前
本殿の前で
夜の部(これは前年のもの)