今日の新聞で南海トラフが「大震法」に拡大関連させることが載っていました。
最近日本のあちらこちらで地震が起こって日本人の気持ちが津波の発生に注意が向いていますが、今日19日伊勢の夫婦岩で有名な「興玉神社」の奥にあります「竜宮社」で例大祭が行われ「郷中施」の行事が行われました。
この行事は、寛政4年この地に大津波が発生し民家の大半が流失し5,6軒だけが難を逃れたそうです。村人は相助し合って水難から立ち上がったそうです。
郷(村)中が施し助けあい二見の江の河口に竜神を祀り祈願することで災難を忘れないように今に至っています。神事の後、巫女さんが小さい小船に「きゅうり、みるな、まつな」を入れて海に流します。津波は急に来る見るな、待つなとのことで、今でも通用する言い伝えです。そして互いに助けあうのは東北の大震災でも経験したことですね。
この気持ちは何時までも日本人の心に残っています。
この浜の左が夫婦岩
小船を海に流します