年が明けますと伊勢の宮川流域では「獅子頭」が舞うのが春の行事として一般的です。
今日は玉城町山神の臨済宗南禅寺派「山田禅寺」で恒例の「獅子舞」がありました。この行事は県の無形文化財で在所の人たちが集まって新年の喜びを祝います。
ここの珍しいのは「獅子舞」もそうですが赤い面と黒い面の「天狗」に松傘(松ぼっくり)をぶつけて厄を払うというところです。
室内の神事の後、赤と黒の一対の「天狗」が出てきて子供たちが松傘をぶつけます。
天狗は扇子で子供たちを追いかけます。
そのあと一対の「獅子頭」が舞います。
笛や太鼓で 紙垂(しで)舞い揺れて 村に春呼ぶ 獅子頭
絵日傘
※ 2月中は伊勢地方で獅子舞があります
一対の獅子頭と天狗の面
獅子も登場