今日10月3日は内宮 宇治橋前の鳥居の竣工式がありました。
この鳥居は文献では室町時代の末期に出てきます。遷宮と同じ20年に一度建て替えられます。旧正殿の棟上げ柱を再利用して作られます。いわゆる古材ですが一級の材料ですので削ることによって写真のように真新しい鳥居に早変わりします。
さらに古い鳥居はさらに再利用して桑名の一の鳥居に再利用されます。
このように外宮、内宮の木材は別宮、末社、摂社に再利用されます。
今日は一番最後に一番上の笠木を取り付けられ、神事の後、大宮司様を先頭に初潜りを行いました。
秋晴れのスカイブルーの空と薄もみじの赤に真っ白な白木の鳥居が鮮やかに映えていました。