21日三重県南勢町五ヶ所城址にて恒例の「35回 愛洲氏顕彰祭・剣祖祭」が行われました。
600年前この地で勢力を誇っていた愛洲一族の「愛洲移香斉」は剣術家で後に「愛洲陰流」を編み出しました。その後柳生新陰流をはじめ二百余の流派の基を築きました。
この日は台風の影響でやや涼しい風が山の上に吹いていました。碑の前で式典があり、この日の為に参加してくださった「上泉伊勢守睦会」による「八木節」の披露があり、奉納演舞がありました。「柳生新陰流」の各流派や「北辰神桜流」「英信流」「宝蔵院流槍術」など剣術に興味がある人には興味深い演舞でした。
間に地元の民謡が入り、最後は地元の少年剣士の野試合「フーセン割」で午前の部は終わりました。
前橋から八木節の方々
殺陣を入れての八木節
(上州名物カカア天下と空っ風)
真剣による立会い
柳生新陰大太刀(3尺5寸)