ここ2,3日、伊勢は急に寒くなって震えあがっています。
来週は早いもので12月ですね。
さてこの11月は各地で恒例の秋の文芸大会があって入賞トロフィ-をまぐれで2本頂戴しましたのであまり皆さんには馴染みのない「都都逸」の記事を載せさせてもらいます。
とは言っても日本人なら一度は口ずさんでいる詩なのです。短歌は「五、七、五、七、七」俳句は「五、七、五」ですが、都都逸は「七、七、七、五」のリズムです。
古くから謡われている民謡がそうです。
伊勢音頭は
伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つ 尾張名古屋は 城で持つ
七 七 七 五
伊勢に行きたい 伊勢路が見たい せめて一生に 一度でも
佐渡おけさは
佐渡へ佐渡へと 草木もなびく 佐渡はよ~いか 住みよいか
ソ-ラン節は
ニシン来たかと カモメに聞けば 私は立つ鳥 波に聞け
今回の私の作品は
4文字の折り込み句で
「わ、か、く、さ」を頭に入れて
笑う家族と 囲んだ鍋に 苦労忘れる 酒の味
「う、み、や、ま」
初産控えた 身重の娘 やがてうれしい ママの顔
「め、い、げ、つ」
面と向かって 言えないけれど 元気印の 妻が好き
全国都都逸大会が常陸太田市で仙台、秋田と協賛で行われ
お殿様の「佐、竹、氏」を織り込んでの私の句
氏子代々 祭りの係 バチは息子で 鉦は孫
と言うような言葉遊びです。 参考まで